2011年7月4日月曜日

マウンテンバイク Jシリーズ ニセコ花園 XCO#3

行って来ました初夏のニセコ花園リゾート。


十数年ぶりに北海道で開催となったマウンテンバイクのJ1シリーズ。
J1というのは公式シリーズでも最高峰の大会。

その全日本シリーズ戦や世界を駆けまわるワールドカップで
北海道出身の選手達が大活躍しているのです!

私が現役で全日本を転戦していた頃、
(私は元々ロード・マウンテンバイクの選手だったのです)
中学生、高校生だったコ達が今では日本を代表する選手達に。
そして彼らが北海道に戻ってきて全日本シリーズを走る。

これは観に行くしか無いっ(`∀´)

そしてレースも楽しみながら写真をパシャパシャと。

クロスカントリーというのはいわゆる長距離走。
アップダウンの激しいコースを走破します。
今回は35kmくらいのコースだったかな?
レースタイムは90分くらいでしょうか。
高速化されたレース、展開も重要です。

昔は我慢比べと思うくらいに長かったなぁ…。
3時間30分とか走った気がする…。


久しぶりの全日本は本当に楽しかった。
懐かしい面々に会うことも出来ました。
みんなホント変わらないねえ。

今回お気に入りの一枚

TREKチームの松本駿 選手

年齢は私の一つ下かな?
チームは違えど昔全日本を一緒に戦った仲間です。
雑誌の取材に一緒に出かけたこともあったねえ。

数年前に自動車事故に巻き込まれ膝をひどく損傷。
選手続行は絶望的と言われた彼が奇跡の現役復帰、
そして現在もトップ選手として活躍中。

今回は7位となりました。本人ちょっぴり悔しそう。

レース後、ハウス内のカフェで休んでいた我々のところに来てくれて
「チキショウ、ここのカフェにビール無いんだってよ!」
「クルマ運転しないから飲みたかった~」って(笑)

相変わらず明るくて元気なヤツでした。次もガンバレっ。




さてさて道産子選手を紹介します(`∀´)

ダウンヒルセクションを攻める 十勝出身
CANNONDALE RACING TEAMの山本和弘 選手

私が選手やっていた頃、中・高校生の兄弟がいて
まだ雑な走りだけど速いのがいるなーと思って。
それがこの山本兄弟でした。

兄、和弘は今年はJシリーズ中心に国内で活躍中。
今年のJ1シリーズ開幕戦のウィナーです。

弟は3年連続のアジアチャンピオン。
今はワールドカップを転戦中。


スタート直後の混乱に巻き込まれ
一時は35位前後まで順位を落としましたが
わずかに1周で6位まで一気に挽回。さらに徐々に順位を上げ4位走行。
さらに最終ラップの最後の上りで前のライダーを逆転!
3位となり表彰台を獲得!盛り上がりました。

レース後「応援の声、バッチリ聞こえましたよ!」(`∀´)
って嬉しい事言ってくれる先輩思いのイイ奴です。


そして今日の優勝者は!!!!!!

北海道札幌市出身 スペシャライズドの小野寺健 選手

彼の所属するTEAM SPECIALIZED
私が1995~2000年まで所属していたチーム。
その時に彼はまだ中学生だったなあ。

時を経て私が居たチームに彼が加入し
私が全く歯が立たなかったJ1シリーズという舞台で
堂々たる走りを披露。見事独走で優勝。

感慨深いよ(っД`) ホント良くやったよ。

今回解説を務め、大会MCのアキラさんと絶妙な掛け合いを見せた
北海道出身の偉大な選手であり、現 やまめ工房主宰の
堂城 賢さん
も号泣。いやー、そのお気持ちわかります。

ここまで調子が今ひとつ上がらなかったようですが
これをきっかけに今後も頑張ってほしい(`∀´)

言葉数少なめでシャイな彼ですがレース後はしっかりと握手して
「ありがとうございました」とニッコリ微笑んでくれました。

彼が調整のため北海道に戻りて私の住むエリアでトレーニングした際、
わざわざトレーニング中私の家に寄って挨拶してくれるような優しいコです。


こんな凄い選手達を北海道は輩出したのですヽ(`Д´)ノ
ぜひぜひ皆様!今後も彼らへの応援をお願い致します!

そして来年ももしJ1シリーズが北海道に来るのなら、
みんなで応援して盛り上げましょう!!!


優勝 小野寺健 選手
2位(写真左) 門田基志 選手
→後から知りました。彼は純粋なプロでなく普段はナント焼き鳥屋さん!
  フルタイムで働きながらの選手生活は大変でしょうけど、今後も応援します!
3位(写真右) 山本和弘 選手


みんないい笑顔だ!!!最高の表情だね!!!!


しかしみんなイケメンだな、いいなあ(笑)