2011年7月31日日曜日

馬追丘陵にてヒグマの目撃情報。

北海道長沼町と由仁町の境にある馬追丘陵。
ハイカーやランナーなどが集まる山として親しまれていますが
今日出会った自転車バイカーさん曰く「クマが出た」との事。

馬追丘陵の遊歩道ではなく、国道274号線よりの林道内との事。
しかも現れたのは子熊。子熊も驚いて林道を走り去ったようです。
子熊がいる…という事は当然親熊もいるという事。
子熊を守る親熊の危険性は良く知られているところです。

一般の方々は入ることも少ない道路かと思いますが、
私も馬追丘陵遊歩道内にてヒグマのものと思われる糞を発見しています。


馬追丘陵は昔から「熊のいない山」と言われていましたが
ここ数年は熊の目撃情報や糞が確認されています。
また興味深いことに80~90歳くらいのご年配の方々の話では
「ワシらが子供の時は、あの山には熊がいるから入るなと言われたものだよ」
…という当時の情報を教えて頂きました。

時代はめぐるのでしょうかね。

兎に角、山とは本来野生動物、植物のためのエリア。
私たち人間は「入らせて頂く」「楽しませて頂く」気持ちを持ち、
入山する際には鈴、笛など自らの存在を示すものを持つ。
また糞、足あとなど確認した時には、引き返し奥に行かない事が無難でしょう。

そしてゴミなどは絶対に、絶対にその場に残さないでください(´Д`)
私たちも山歩きしながらゴミ拾いしした事がありますが、結構落ちています。
食べ残しを捨てる行為も熊をおびき寄せてしまう一因です。


以上、注意喚起という事で。

馬追丘陵に入る予定の皆様、気をつけてくださいね(´∀`)